子宮筋腫の手術について

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子宮筋腫を手術ではなく保存的治療を行う場合には、子宮頸部や子宮内膜に悪性の病気がないことを確かめることや細胞診、組織診の検査をして経過観察を行うことが必要です。

子宮筋腫によって月経の出血が多くなったり、止まりにくい、貧血がおきるなどの症状がある場合には治療が必要になります。

貧血に対しては鉄剤などを使用すると改善されますが、月経の出血量そのものを減らす事は不可能です。

出血量を減らす事については、筋腫が粘膜下にできている場合には特に難しく、手術による摘出治療の検討が必要です。

また、筋腫が大きくなることで子宮のまわりの臓器を圧迫してしまい、腰痛、便秘、頻尿などを引き起こしてしまっている場合も手術を検討します。

また、閉経後の女性で成人男子のこぶし大以上の筋腫がある場合、経過を観察しているあいだに腫瘤が大きくなるようであれば筋腫でなく悪性の肉腫である可能性があるため、手術が適応となります。

手術方法については、一般的な腹式単純子宮全摘術では、まず麻酔をした後、恥骨結合部分のすぐ上からへその下2cmくらいまで、縦に10cmほど皮膚を切開して開腹して行います。

筋腫が非常に大きい場合には、へその上までさらに切開を延長していきます。

子宮を残す場合には、子宮内膜と筋腫の位置関係や筋腫の数など子宮全適術よりも詳しい情報が必要となり、術前の検査が多くなります。

しかし、十分な検査後の手術であっても、目に見えないような小さな筋腫の芽が残ってしまう可能性もあり、これが術後に大きくなって筋腫が再発する場合もあります。

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