子宮筋腫の原因
子宮筋腫というものは、月経がある年齢層に見つかる場合が多く、一般には成人女性10人中2~4人に子宮筋腫があるのではないかと考えられています。
また、成人女性において、顕微鏡で見るくらいのごく小さな筋腫まで詳しく調べれば、ほとんどの方に筋腫があるのではないかと考えられています。
それだけ子宮筋腫はありふれた病気ということですが、子宮の筋肉の中に筋腫に育つ細胞の芽がなぜ生まれてくるのかなど詳しい原因は不明です。
ただ、子宮筋腫は月経が始まる前の女性にはほとんど発生しないこと、そして月経が終わる年齢になると筋腫が小さくなることなどを考慮すると、子宮筋腫の発育原因には、月経をおこすホルモンである卵巣のホルモンが深く関っていると考えられます。
現在では、子宮の筋肉は赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいるときに作られ始めますから、この時になんらかの原因によって筋腫の芽が作られる可能性が考えられています。
これが、思春期になって卵巣ホルモンが出始めるとその影響で育ち始め、何年もの歳月をかけて少しずつ大きくなるのではないかということです。
また、妊娠にむけて細胞を増やす準備をしていた子宮の筋肉が、妊娠しないで月経を繰り返していると、細胞増殖の準備作業を途中で何度もやめなければならない状態となり、細胞に異常を起こして子宮の筋肉の中に筋腫の芽となる細胞を生み出す原因となるのではないかとも言われています。
